2023.02.22
ダイエット

ダイエット中にお酒(アルコール)を飲んでも大丈夫?太らないお酒の飲み方を紹介!

お酒好きの人にとって気になるのが「ダイエット中にお酒を飲んでもいいのか?」ということでしょう。
お酒の飲みすぎはもちろん良くないことですが、正しいお酒の飲み方を知っていればダイエット中でもアルコールを楽しめます。
この記事ではダイエット中でも太らないお酒の飲み方を紹介します。
お酒の栄養成分やアルコールの効果についても紹介するので、ダイエット中にお酒を飲むときの参考にしてください。
<この記事で分かること>
ダイエット中に飲んでもいいお酒とは?
ダイエット中にお酒を飲むときに気を付けることとは?
糖質制限ができるお酒はある?

ダイエット中にお酒はNG?

ダイエット お酒

ダイエット中にはお酒は避けたほうがいいと思われている方は多いのではないでしょうか。
たしかにお酒を飲むことで余分なカロリーを摂取したり、食事制限が難しくなるというデメリットもあります。
しかし、お酒自体に含まれているカロリー自体は多くはないので、正しいお酒の飲み方を心がけていればダイエット中にお酒を飲んでも大きな影響はありません。
ここでは、お酒やアルコールを摂取することによって起こるダイエットへの影響について確認していきましょう。

お酒は代謝を低下させる

お酒を飲むことで代謝が低下することに注意しましょう。
お酒に含まれるアルコールは肝臓で分解されます。
肝臓がアルコールで分解されるとアルコール以外の栄養素が代謝されず、脂肪として蓄えられてしまい肥満の原因になってしまいます。
お酒自体が太る原因になるわけではないのですが、お酒を飲むことによって太りやすい身体になってしまうのです。

筋トレをした後にお酒を飲むのはよくない?

お酒に含まれているアルコールには筋肉を分解し、筋肉の成長を阻害してしまう作用があります。
そのため、せっかく筋トレをしても筋肉の成長が妨げられてしまうのです。
筋肉量の増大は代謝を上げてダイエットを効率化することに役立ちますが、お酒を飲んでしまうとダイエットの妨げになってしまいます。
ダイエット中でも特に筋トレをした日はお酒を避けるようにしてください。

おつまみのカロリーに注意

お酒のお供になるものといえばおつまみです。
お酒自体のカロリーに注意しても、おつまみのカロリーが多いとダイエットに悪影響を及ぼしてしまいます。
また、お酒には食欲を増進させる効果があるため、お酒を飲んでいるとついおつまみを食べすぎる場合もあるでしょう。
お酒を飲む際は、できるだけカロリーが低いおつまみを選んでください。

お酒を飲むメリットはある?

お酒を飲むことはデメリットばかりではありません。
お酒にはストレスや緊張を緩和させる効果があります。
ダイエット中はストレスを溜め込みがちですから、適度な飲酒によってリラックスすることもおすすめです。

ダイエット中でも飲んでOK!太りにくいお酒とは?

ダイエット お酒

ここからは、ダイエット中でも飲めるお酒をいくつか紹介します。
お酒に含まれるカロリーはそれほど多くありません。
特に、焼酎やウイスキーなどの蒸留酒は水やソーダ、お湯などで割ることが多いためお酒自体から摂取されるカロリーはそれほど影響しないのです。
ダイエット中に選ぶ時のポイントは、摂取カロリーよりもお酒に含まれる糖質や糖分に注意するといいでしょう。

焼酎 206kcal
ウイスキー・ハイボール 234kcal
ジン 280kcal

表:ダイエット中でも飲めるお酒の摂取カロリー(100gあたり)|出典:食品成分データベース

焼酎

焼酎は太らないお酒の代表といえます。
焼酎には作り方によって「甲類焼酎」と「乙類焼酎」に分類されます。
甲類焼酎は味や風味にクセがなく、割材に適している焼酎です。
乙類焼酎は芋焼酎や麦焼酎など、風味が強い焼酎です。
焼酎自体にカロリーはないのですが、ジュースなど糖分の高い飲み物で割ってしまうとカロリーが増えてしまうため注意してください。
シンプルな水割りやソーダ割、お湯割りなどはカロリーも少ないためおすすめの飲み方です。

ウイスキー・ハイボール

ウイスキーはカロリーが少なく、ヘルシーなお酒として知られています。
ウイスキーには糖質が入っていないので太りづらいお酒です。
ウイスキーの飲み方でも人気なのがウイスキーを炭酸で割ったハイボールです。
ハイボールは気軽に飲める一方でカロリーも低く、太りにくい飲み物といえるでしょう。
ただし、気軽に飲めるからといって飲み過ぎることがあるので注意してください。

ジン

ジンは糖質が低く、飲みやすいお酒です。
ただし、ジュースなど糖分が多く入った飲み物で割るとカロリーが増えるため注意してください。

ダイエット中はNG!控えた方がいいお酒とは?

ダイエット中に控えるべきお酒は、ビールや日本酒、白ワインなどが挙げられます。
これらのお酒に共通して言えるのは「糖質」あるいは「糖分」が多く含まれていることです。
糖質や糖分は脂肪が蓄積される原因にもなり、ダイエットを妨げてしまいます。

ビール 39kcal
日本酒(清酒・純米酒) 102kcal
白ワイン 75kcal
カクテル 43kcal

表:ダイエット中に控えた方がいいお酒の摂取カロリー(100gあたり)|出典:食品成分データベース

ビール(発泡酒)

ビール(発泡酒)は麦芽やホップを原料とするお酒です。
糖質が多いお酒の代表例といえるでしょう。
ビール自体はアルコール量が少ないため、つい飲み過ぎてしまうこともダイエットには良くありません。

日本酒

日本酒は米から作られるお酒です。
米は糖質の高い食べ物ですが、日本酒も同様に糖質の高いお酒です。
日本酒を飲み過ぎると糖質も多く摂取してしまうため、脂肪が蓄積されてしまいます。

白ワイン

白ワインは糖分が多く含まれているので、ダイエットには避けたほうがいいでしょう。
ちなみに、赤ワインには白ワインと比べると糖分は少ないです。
赤ワインにはポリフェノールが含まれているため健康に良い効果があります。
ポリフェノールは抗酸化作用が強く、動脈硬化にいいとされている成分です。

カクテル・チューハイ

カクテルやチューハイなど、甘いお酒には糖分が多く含まれています。
ジュース感覚で飲みやすいお酒ですが、飲み過ぎると糖分過多になってしまうので注意しましょう。

お酒で糖質制限ができる!

ダイエット お酒

お酒を飲む時に気をつけたいのが糖質です。
近年、糖質ゼロのお酒を販売するメーカーも増えています。
ここでは、糖質制限をしながらお酒を楽しめる方法について見ていきましょう。

糖質ゼロのビール

糖質をカットしてビールを楽しみたいなら、糖質ゼロ(糖質フリー)のビールがおすすめです。
「ダイエットしながらお酒を飲みたい」という消費者の声に答えて各種メーカーが糖質ゼロのビールを開発しています。
糖質ゼロというと味を心配する方も多いかもしれませんが、おいしいと評判の糖質ゼロも増えています。
糖質ゼロといってもアルコール製品ですので、飲み過ぎるとダイエットに悪影響があるので注意してください。

無糖のチューハイ

チューハイは糖分が多いのでダイエット中には避けた方がいいお酒です。
そんなチューハイの糖分をカットしたお酒が、無糖チューハイです。
無糖チューハイはカロリーを抑えてお酒が飲めるので、ダイエット中でも安心して飲めます。

お湯割りがおすすめ!

ダイエット中にお酒を飲むときは「お湯割り」がおすすめです。
お湯割りはお酒をお湯で割って飲む飲み方で、寒い冬場に人気の飲み方となっています。
お湯割りにおすすめなのが焼酎です。
焼酎をお湯割りで飲むことで素材の風味が際立ち、おいしく飲めるというメリットもあります。
お湯割りは温度が高いので冷たいお酒よりも吸収が早く、飲み過ぎを防止できます。

ダイエット中のお酒の飲み方やおつまみの選び方

ダイエット お酒

ダイエット中はお酒から得るカロリーだけでなくおつまみの選び方も重要です。
アルコールを分解しやすいおつまみを選ぶことで、お酒を飲むデメリットを最小限にできます。
ダイエット中にお酒を楽しく飲むためにも、お酒の飲み方やおつまみを選ぶ際のポイントを確認しましょう。

飲みすぎはNG!

ダイエット中に限りませんが、お酒は適量を守りましょう。
お酒に含まれているアルコールには利尿作用があるため、尿とともに塩分が体から出ていってしまいます。
塩分が抜けることで体が塩分を欲して食欲が増加してしまうのです。
そのため、お酒を飲み過ぎてしまうとついつい食べ過ぎてしまいがちです。

おつまみは糖質の低いものを選ぶ

ダイエット中のお酒は、糖質の低いものを選ぶようにしましょう。
せっかく糖質をカットしたお酒を選んでも、糖質の多いおつまみを食べてしまうとダイエットの意味が薄れてしまいます。

糖質や脂質を避けてタンパク質を摂取しよう!

おつまみを選ぶときのポイントとして、野菜やタンパク質を多く摂取することを心がけましょう。
例えば、豆腐や海藻、枝豆などはおつまみの定番としてもピッタリですし、太りにくいというメリットもあります。
逆に、揚げ物は脂質が多いため避けるようにしましょう。
唐揚げやフライドポテトなど脂っこいものが欲しくなりがちですが、脂質はダイエットの天敵です。

二日酔いを防止する食べ物

体質によっては少量のお酒でも二日酔いになってしまうという方も多いです。
二日酔いを防止するためには、お酒を飲むときの食べ方に注意しましょう。
お酒と一緒に水を飲むことで二日酔いを防止できます。
お酒を飲むと利尿作用が高まって水分が不足しがちですが、お酒を飲んだ翌朝に水を飲むことで失った水分を補給できるのです。
その他、しじみの味噌汁は肝臓を修復してくれるため二日酔いの身体に染み渡るでしょう。
タンパク質を摂取するために大豆もおすすめです。
<ダイエット中に選ぶおつまみのポイント>
・「水」を多く飲むようにしよう!
・「豆腐や枝豆」など糖質が少なくタンパク質が含まれている食べ物
・「しじみ」など二日酔いに良い食べ物
・「ゆでたまご」や「蒸し鶏」などタンパク質が高く油分が少ない料理

正しいダイエットの知識を身につけよう!

お酒を飲むことにはストレスを緩和する効果がありますが、ダイエット中にお酒の飲み過ぎは避けましょう。
お酒自体に含まれているカロリーが少なくてもアルコールの過剰摂取は筋肉低下の原因となり、ダイエットに悪影響を及ぼします。
アルコールには食欲を増進させる効果もあるので、つい食べ過ぎてしまうこともダイエットを妨げる一因です。
痩せるために正しいお酒の飲み方を理解しながら、ダイエットを行いましょう。
<まとめ>
・ダイエット中のお酒は適量を守って飲みすぎに注意しよう!
・お酒を飲むときは糖質が少なくタンパク質の多い食材(大豆など)を選ぼう!
・ダイエット中におすすめの飲み物は「焼酎のお湯割り」や「ハイボール」など
・ダイエット中のビールは糖質オフのビールやノンカロリーのチューハイを選ぼう