2023.03.08
ボディメイク

女性にふくらはぎの筋トレは必要?簡単にできるトレーニングメニューを紹介

「きゅっと引き締まった美脚を手に入れたい」と考える女性は決して少なくありません。ふくらはぎを鍛えると、美脚効果だけでなく健康面でもメリットがあります。今回は、ふくらはぎを鍛えるメリットと簡単にできるトレーニングメニューについて紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

ふくらはぎの役割とは

美脚なふくらはぎふくらはぎは主に以下に挙げるような役割を果たしており、体にとって重要な筋肉の一部といわれています。

● 動作のサポート
● 血液循環

動作のサポート

ふくらはぎの筋肉には、膨らみが大きな「腓腹筋」と、下層に位置する「ヒラメ筋」の2つがあります。腓腹筋は走る、ジャンプするなどの瞬発性が求められる動きを担います。またヒラメ筋は、歩いたり立ったりする姿勢を持続するために欠かせない筋肉です。

血液循環

下半身の血流は重力に逆らう必要があり、足の筋肉が弱ると血液の循環が滞ってしまいます。特に、ふくらはぎの筋肉はポンプのように収縮し、血流を押し戻す働きをするため「第二の心臓」とも呼ばれています。

女性にとってのふくらはぎを鍛えるメリット

冷え症の女性のイメージ女性にとって、ふくらはぎを鍛えるとどのようなメリットがあるのでしょうか?代表的なメリットとして、以下のようなものが挙げられます。

● 美脚効果
● 冷え性対策
● 怪我の予防

美脚効果

美脚のポイントは、引き締まった筋肉にあります。しなやかでメリハリのある美脚を手に入れるためには、ふくらはぎを鍛えることが有効です。

冷え性対策

先述したとおり、ふくらはぎには血液を心臓に押し戻す役割があります。ふくらはぎの筋肉が衰えると、下半身の血流が滞って冷えの原因となります。そのため、ふくらはぎの筋肉を鍛えることは冷え性対策としても効果的です。

怪我の予防

ふくらはぎは足首や足先とつながっており、鍛えると足元が安定しやすくなります。ねんざや骨折など、ついやらかしがちな怪我の防止につながる点もメリットです。

器具を使わないふくらはぎのトレーニングメニュー3選

次に、器具を使わずにできるおすすめのトレーニングメニューを3つ紹介します。

● カーフレイズ
● アンクルホップ
● つま先立ちスクワット

カーフレイズ

カーフレイズには、「ふくらはぎを持ち上げる」という意味があり、ふくらはぎ全体に効果のあるトレーニングメニューです。具体的には以下の手順に沿って行います。

1. 足を肩幅くらいの広さに開き、つま先に重心を置いて立つ
2. 背筋を伸ばしてゆっくりかかとを上げる
3. 元の状態に戻したら、再びかかとを上げる
4. 上記の動作を繰り返す

アンクルホップ

アンクルホップは、主にヒラメ筋を集中的に鍛えるトレーニングメニューで、以下のような流れで行います。

1. かかとを浮かせつま先だけで立つ
2. 膝を軽く曲げた状態で真上にジャンプする
3. つま先で着地したら、再びジャンプする
4. 上記の動作を繰り返す

つま先立ちスクワット

つま先立ちスクワットは、名前のとおりつま先立ちをしながら行うスクワットです。背中が丸まらないように注意しつつ、以下の手順に沿ってトレーニングしましょう。

1. 足先を少し外側に向け、肩幅程度に足を開いて立つ
2. かかとを浮かし、つま先だけで立つ
3. 背筋を伸ばしてゆっくり腰を落とす
4. 膝の角度が90度の状態で数秒停止する
5. そのまま立ち上がり、再び腰を落とす
6. 上記の動作を繰り返す

器具を使うふくらはぎのトレーニングメニュー3選

本格的に鍛えたい人向けに、器具を使うトレーニングメニューも紹介しますので、気になるものがあればぜひ取り組んでみてください。

● シーテッド・トゥ・プレス
● スミスマシンカーフレイズ
● ダンベルジャンプスクワット

シーテッド・トゥ・プレス

チューブを使って行うトレーニングメニューです。基本的に座ったままできるトレーニングであり、以下の手順に沿って行います。
1. 椅子に座った状態でチューブを足のつま先にかける
2. チューブの反対側を手に持つ
3. 膝を伸ばし、90度になるまで足首を曲げる
4. かかとを支点に足首を伸ばしたり曲げたりする
5. 上記の動作を繰り返す

スミスマシンカーフレイズ

スミスマシンカーフレイズは、通常のカーフレイズよりも高い負荷をかけられるトレーニングメニューです。具体的な方法は、以下のとおりです。

1. 肩よりやや低い位置にスミスマシンのバーを設置する
2. 肩幅程度に足を開き、バーを持ち上げて立つ
3. 背筋を伸ばし、ゆっくりかかとを上げる
4. 元の状態に戻し、再びかかとを上げる
5. 上記の動作を繰り返す

ダンベルジャンプスクワット

ダンベルジャンプスクワットは、ダンベルを持って行うスクワットです。怪我に注意しつつ、以下の手順で行いましょう。

1. 両手にダンベルを持ち、足を肩幅程度に開いて立つ
2. 腰を落とす
3. 膝を伸ばし、真上にジャンプする
4. 上記の動作を繰り返す

まとめ

ふくらはぎは体にとって重要な部位のひとつで、「第二の心臓」とも呼ばれています。ふくらはぎを鍛えると、美脚効果だけでなく冷え性解消などのメリットもあります。ただし、トレーニングの効果を実感するためには正しいフォームが欠かせないので、日頃行っているトレーニングが正しいか自信がない場合は、プロのトレーナーによるコーチングを受けるのも有効です。

「株式会社GOODSUNPLUS」では、機能解剖学やスポーツ医科学をトレーニングに取り込み、科学的根拠に裏付けされたトレーニングメニューを提供しております。パーソナルトレーニングの国際ライセンスである「NSCA-CPT」を取得しているプロのトレーナーがサポートいたしますので、筋トレの方法にお悩みの際はお気軽にご相談ください。