2023.07.05
ボディメイク

脚が太く見える原因は?注意すべき生活習慣も併せて解説

「特にぽっちゃりしているわけではないのに、なぜか脚だけが太く見える…」といった悩みを抱えている方も多いでしょう。このような状態になってしまうのは、普段何気なく行っている行動にその原因が隠れているかもしれません。今回は、脚が太く見える理由と、注意すべき生活習慣について解説していきますので、お困りの方はぜひ参考にしてみてください。

脚が太く見える主な理由は2つ

脚が太い女性体重や体脂肪率は標準値にもかかわらず、なぜか脚が太く見えると悩んでいる方は決して少なくありません。このような現象が起こる理由として、主に以下のようなものが挙げられます。

● むくみ
● 骨盤の歪み

むくみ

むくみとは、血流・リンパの流れが悪くなり、余分な水分や老廃物が体内に留まることで起こる症状です。特に下半身は重力に逆らって血液を心臓に押し戻す必要があるため、特にむくみが生じやすいといわれています。

骨盤の歪み

骨盤の歪みも内臓を圧迫し、血流が悪くなってむくみを起こす原因となります。また、骨盤が歪んでいるとスタイルが悪くなり、これによって脚が太く見えることも少なくありません。

むくみによって脚が太くなっている人の特徴

以下のような習慣を持っている方は、むくみにより脚が太くなりやすいため注意が必要です。

● 長時間同じ姿勢でいることが多い
● 塩分の多い食事を頻繁に取っている

長時間同じ姿勢でいることが多い

立ちっぱなしや座りっぱなしなど、長時間同じ姿勢をしているとふくらはぎの動作が少なくなり、脚の血流が悪くなります。デスクワークが中心の方は、仕事の区切りに立ち上がって少し歩くなど、日常の工夫で改善できる可能性があります。

塩分の多い食事を頻繁に取っている

塩分の多い食事はむくみを悪化させる原因となります。特にレストランの食事や市販のお惣菜などは味付けが濃いものが多いので、注意が必要です。メニューや商品の成分表には食塩の量が記載されているため、それらをチェックする習慣を持つと良いでしょう。

骨盤の歪みによって脚が太くなっている人の特徴

以下のような習慣は、骨盤の歪みを招く原因となるため注意しましょう。

● 座るときに脚を組むことが多い
● 肩掛けバッグをいつも決まった方の肩にかけている
● パソコンやスマホを長時間使用する

座るときに脚を組むことが多い

椅子に座る際、脚を組むことが多い方や、座敷に座る際にあぐらをかく方は注意が必要です。このような姿勢は、背中が前傾・後傾する可能性が高く、骨盤を歪ませる原因となります。何気なく行っている場合も多いため、意識して改善しましょう。

肩掛けバッグをいつも決まった方の肩にかけている

日常生活の中には、重心の偏りの原因となる多くの動作があります。たとえば、肩掛けバッグをいつも決まった方の肩にかけていると、常にそちら側に負荷がかかり、骨盤や背骨が歪む原因となります。人には利き手があるため、自然と片側だけ多く使いがちですが、意識的に負荷を分散させることが大切です。

パソコンやスマホを長時間使用する

パソコンやスマホを使用する際は、猫背になって背中が丸まりがちになります。画面に集中していると姿勢が乱れやすくなるため、習慣になっている方は注意が必要です。

むくみや骨盤の歪みによって脚が太くなっている場合の対処法

脚のマッサージのシーン「脂肪量はそれほど多くないはずなのに脚が太く見える」という場合、以下のケアがおすすめです。

● マッサージ
● ストレッチ
● 筋トレ

マッサージ

マッサージには、血液やリンパの流れを促進する効果があります。お風呂上りなどのリラックスタイムに、リンパの流れに沿ってゆっくりとマッサージを行い、疲れを取る習慣を身につけると良いでしょう。

ストレッチ

マッサージと同様に、ストレッチも血流を改善させる効果があります。ストレッチを行う場合、太さが気になっている部位の逆側の部分を揉みほぐすと効果的です。たとえば、前ももが気になる場合は裏ももをストレッチするなど、筋肉のつながりを意識するのがポイントです。

筋トレ

脚の筋肉を鍛えると、脚が引き締まって見えるだけでなく、基礎代謝が上がるといった多くのメリットが得られます。また、骨盤まわりの筋肉を鍛えることで、正しい姿勢が取りやすくなるのもうれしいポイントです。

まとめ

脂肪が多いわけでもないのに脚が太く見える場合、むくみや体の歪みが原因であると考えられます。下半身は血流が悪くなりやすいため、マッサージやストレッチなどのセルフケアを行うことが重要です。しかし、セルフケアにも限界はありますので、もし改善が見られない場合にはプロのトレーナーに相談するようにしてください。

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