2025.04.19
コラム

【40〜50代の筋トレ再入門】“リコンディショニング”で人生後半をしなやかに生きる!

「最近、疲れやすくなった…」
「階段で息切れ、しゃがむのもキツイ…」
「昔みたいに無理がきかなくなってきた…」

そんな“ミッドライフ(中年期)”の悩み。
実は、それを根本から解決できるのが、リコンディショニング筋トレです。

本記事では、

  • リコンディショニングって何?

  • なぜ40〜50代に必要なのか

  • 無理なく始められるメニュー

  • 習慣化のコツ

を、わかりやすくお伝えしていきます。


✅ そもそも「リコンディショニング」とは?

リコンディショニングとは、
**“整えてから鍛える”**という考え方のトレーニングです。

若い頃のように、いきなり筋トレを始めてしまうと、
関節や筋肉を痛めるリスクが高まります。

特に40〜50代は、

  • 運動不足

  • 姿勢の崩れ

  • 筋力・柔軟性の低下

  • 自律神経の乱れ
    といった「隠れた不調」を抱えている人が多く、まずは体の土台を整えることが大切なんです。


✅ ミッドライフの筋トレ、やみくもに始めてはいけない理由

この年代で多いのが…

「昔の感覚でいきなりスクワット50回!」→ 膝を痛めて3日坊主

というパターン。

体の機能が落ちている状態で負荷をかけすぎると、逆効果になってしまいます。

だからこそ必要なのが、
“動ける体を取り戻す”ことから始めるリコンディショニング的アプローチ。

これは「治すトレーニング」であり、「老けにくくなる習慣」です。


✅ こんな人は要チェック

  • 肩や腰、ひざに違和感がある

  • 長時間立つと疲れやすい

  • 運動したいけど、何をすればいいか分からない

  • 健康診断の数値が気になり始めた

  • まだ元気だけど、今から備えたい

ひとつでも当てはまるなら、今日から始める価値があります。


✅ スマホ1つでOK!自宅でできる「整える→鍛える」流れ

① まずは整える(リリース&ストレッチ)

  • 肩回し(ゆっくり10回)

  • 背骨ひねりストレッチ(左右10秒ずつ)

  • 股関節まわりの前後スイング(20回)

これだけでも体がポカポカしてきます。
筋肉をゆるめることで、動きやすさと血流がアップ。

② 次に鍛える(低負荷・全身メニュー)

  • 椅子スクワット × 10回

  • 膝つき腕立て伏せ × 5回

  • つま先立ち → ゆっくり戻る × 10回

  • 壁プッシュ or プランク20秒(体幹強化)

動作はすべて「ゆっくり・丁寧に」がポイント。
1回1回、効かせる意識を持つだけで、効果はグンと上がります


✅ 習慣化のコツは「楽しく・軽く・続けやすく」

リコンディショニング筋トレは、激しくありません。
だからこそ、継続する工夫が必要です。

🔸 最初は週2〜3回からOK

毎日やろうとせず、「気持ちいいな」と思えるペースで。
疲れた日はストレッチだけでも立派なトレーニングです。

🔸 スマホで記録&動画を見る

運動記録アプリやYouTubeの簡単筋トレ動画を活用して、
**“考えずに動ける仕組み”**をつくりましょう。

🔸 結果を焦らない

40代以降の体は、ゆっくり変わっていくのが普通です。
でも確実に、「疲れにくい」「体が軽い」を感じ始めます。


✅ リコンディショニングを習慣にすると、こんな変化が起きる

✔ 朝、体が軽い。腰痛が減った
✔ 疲れにくくなって、夕方も元気
✔ 気持ちが前向きに。仕事の集中力もアップ
✔ 見た目も少しずつ引き締まり、自信が戻る

どれも大げさじゃなく、
「じわじわ良くなってる」感覚がモチベーションになります。


✅ まとめ|ミッドライフこそ“整える筋トレ”を

40〜50代は、
まだまだ動けるけど、確実に体に変化が出てくる時期。

だからこそ、今のうちから
整えて、鍛えて、動ける体を取り戻すことが、
これからの人生の質を大きく左右します。

  • ジムに行かなくてもいい

  • 毎日やらなくていい

  • キツいことはしなくていい

それでも、体はちゃんと応えてくれます。

一歩ずつ。今日から、一緒に整えていきましょう。