2025.05.03
コラム

お腹だけぽっこり…?30〜40代女性の悩みを筋トレで根本解決する方法

「食べ過ぎてないのに、お腹だけ出てる」その理由、知ってますか?

「そんなに食べてるわけじゃないのに、下っ腹だけ出てきた…」
「鏡に映った姿が、なんだか前よりだらしなく見える…」
30〜40代になってから、こんな風に感じることが増えていませんか?

実はこれ、「体重の増加」よりも筋力の低下や姿勢の乱れが原因になっていることが多いんです。

特にお腹周りは、年齢とともに脂肪がつきやすく、筋肉が落ちやすい部位。放っておくと、ますます「ぽっこり感」が目立ってしまいます。

でも安心してください。お腹の筋肉を正しく使いながら鍛えていくことで、ぽっこりは確実に解消できます。

「筋トレ=腹筋運動」だと思っていませんか?

「お腹を引き締めたいなら、腹筋運動でしょ?」
…そう思っていた方にこそ伝えたいのが、ぽっこりお腹の原因は腹筋だけではないという事実。

実は、

  • 姿勢を支える「体幹の筋肉」

  • 内臓を正しい位置に保つ「インナーマッスル」

  • 骨盤を安定させる「お尻や太ももの筋肉」
    など、さまざまな筋肉が関係しています。

だからこそ、腹筋だけガンガン鍛えるのではなく、全体のバランスを整える筋トレが必要なんです。

ぽっこりお腹を解消するための【3ステップ筋トレ習慣】

ステップ①:体の奥にある“インナーマッスル”を目覚めさせる

まず鍛えたいのは、お腹の深部にある「腹横筋」。ここが弱ると、内臓を支えられず、お腹が前に出やすくなります。

▷ドローイン(寝たままでOK)
  1. 仰向けになり、膝を立てる

  2. ゆっくり息を吐きながらお腹をへこませる

  3. へこませたまま浅く呼吸を繰り返しながら30秒キープ

寝る前の1分だけでも、腹部の引き締まり感が変わります。

ステップ②:腸腰筋を鍛えて、下腹スッキリ

「脚を上げる」「姿勢を保つ」ために働く腸腰筋。ここが弱ると、骨盤が前に傾き、下腹がぽっこり出やすくなります。

▷レッグレイズ(テレビを見ながらでもできる!)
  1. 仰向けに寝て、手を腰の下に入れる(腰の反りすぎ防止)

  2. 両足をそろえたまま、ゆっくり持ち上げる

  3. 床すれすれまで下ろして、また上げる

  4. 10回ほど繰り返す

下腹がジンワリ効いてきたら正解!

ステップ③:姿勢リセットで「見た目マイナス5歳」

ぽっこりお腹の人の多くが、骨盤が前傾し「反り腰」になっています。これは見た目年齢にも直結するポイント。

▷キャット&カウ(骨盤と背骨をやさしく整える)
  1. 四つん這いになって、手は肩の下、膝は腰の下

  2. 息を吐きながら背中を丸めておへそを見る(猫のポーズ)

  3. 息を吸いながら背中を反らせて、顔を上げる(牛のポーズ)

  4. ゆっくり10往復

朝のストレッチとしてもおすすめ。腰や肩のこり予防にも◎

忙しい人ほど、1日5分だけ「自分に戻る時間」を

「育児・仕事・家事…やることが多すぎて、自分のケアは後回しにしがち」
そんな30〜40代の女性にこそ、1日5分の筋トレ習慣をおすすめします。

  • 朝、洗面所でドローイン

  • 寝る前に布団の上でレッグレイズ

  • 休日のゆったり時間にキャット&カウ

すべて道具いらず。自宅で、静かに、こっそりできるものばかり。

よくある質問

Q:お腹だけをへこませたいんですが、部分痩せってできますか?

残念ながら、脂肪は「この部分だけ」と選んで落とすことはできません。
でも、お腹周りの筋肉を鍛えることで「姿勢・内臓の位置・ボディライン」は確実に変えられます。

Q:有酸素運動とどっちが効果的?

脂肪燃焼ならウォーキングやジョギングも大切ですが、お腹を引き締めたいなら筋トレが必須です。
筋肉がつくことで、基礎代謝も上がり、太りにくい体に近づいていきます。

まとめ|ぽっこりお腹、諦めるのはまだ早い。

✔ 体の内側から引き締める筋トレ
✔ 下腹を支えるインナーマッスル
✔ 姿勢のクセを整えるストレッチ

これらを少しずつ習慣にするだけで、「昔のスカートがするっと履けた!」そんな日がきっと来ます。

年齢のせいにせず、“今からでも変われる”を実感していきましょう。