2023.05.24
ボディメイク

筋トレがバストアップに効くのはなぜ?具体的な筋トレメニューも併せて紹介

バストは土台となる筋肉部分を鍛えることで、張りのあるバストを作ることができます。しかし、筋トレの際に注意すべき点がいくつかあるので、より良い結果を手に入れるためにも事前に押さえておきましょう。今回は、筋トレとバストアップに関係する基礎知識と、具体的な筋トレ方法を紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

バストアップに関係する筋肉とは

器具を用いて筋トレをする女性2バストアップをするために鍛えると良い筋肉として、主に以下のようなものがあります。

● 大胸筋
● 肩や背中の筋肉

大胸筋

バストは主に脂肪でできており、常に重力がかかって垂れ下がりやすくなっています。バストを支えるのは大胸筋のため、この部位を鍛えることで、バストの位置を保つことができるようになります。

肩や背中の筋肉

猫背や前かがみの姿勢は、バストを支えるクーパー靭帯に負担を与えます。少ない負荷なら問題ないものの、場合によっては断裂してしまうことも少なくありません。

また、姿勢の悪さからくる血行不良により、胸に必要な栄養が行き届かないとバストの成長が遅れます。このような背景から、正しい姿勢を保つために肩や背中の筋肉を鍛えることはバストアップに効果的といえるのです。

バストアップと筋トレに関する基礎知識

器具を用いて筋トレをする女性続いて、バストアップと筋トレに関して多くの方が疑問に感じる点と、それらの回答をまとめました。

● 筋トレをすると胸が小さくなる?
● 筋トレではなく育乳ブラジャーの方が良い?
● 筋トレをするとクーパー靭帯が切れる?

筋トレをすると胸が小さくなる?

筋トレなどの運動をして胸が小さくなる場合があるのは、体の脂肪が減少したことが原因です。バストは主に脂肪でできているので、脂肪が減れば小さくなります。ただし、胸を支える土台部の筋肉を鍛えることで、胸に張りを持たせることができます。

筋トレではなく育乳ブラジャーの方が良い?

最近は、育乳を謳うブラジャーが多数販売されていますが、筋トレとは目的が異なります。育乳ブラジャーは、乳房の位置を安定させ、バストラインを保つために有効です。一方、筋トレはバストの土台となる大胸筋を鍛えることが主な目的となります。

筋トレをするとクーパー靭帯が切れる?

バストを下から土台として支える大胸筋とともに重要なのが、下に垂れないよう、吊り下げる働きをするクーパー靭帯です。クーパー靭帯は、加齢や激しい運動などが原因で伸びたり切れたりすることがあるので、スポーツブラの着用をするなどの対策が欠かせません。また、一度切れたクーパー靭帯は基本的に修復できないため注意が必要です。

バストアップに効く筋トレメニュー3選

プッシュアップをする女性最後に、バストアップに効く筋トレメニューを紹介しますので、無理のない範囲で取り組んでみてください。

● プッシュアップ
● パームプッシュ
● ダンベル

プッシュアップ

プッシュアップは二の腕や肩だけでなく、大胸筋にも効くトレーニングです。以下のようにシンプルな動きとなっていますので、ぜひチャレンジしてみてください。

1. 手を広げて床につく
2. 頭からつま先まで一直線になるように体を伸ばす
3. 両手を折り曲げ、胸を床に近づける
4. 限界まで下ろしたら1秒ほどキープする
5. 元の状態に戻る
6. 上記の動作を繰り返す

パームプッシュ

パームプッシュは両手を押すだけの簡単なトレーニングなので、場所を選ばずにできるのが魅力です。具体的なやり方は、以下のとおりです。

1. 背筋を伸ばした状態でその場に立ち、手のひらを胸の前で合わせる
2. 肘から手首のラインを床と平行にし、両手を押す
3. 左手で抵抗しながら右手で体の左側まで押していく
4. 同様に、右手で抵抗しながら左手で体の右側まで押していく
5. 上記の動作を繰り返す

ダンベル

家にダンベルがない場合は、水を入れたペットボトルでも代用可能です。やり方は以下のようにシンプルなので、ぜひ実践してみてください。

1. 仰向けに寝て、足は肩幅に広げる
2. ダンベルを両手に1本ずつ持ち、ゆっくりと上げ、そのまま下ろす
3. 上記の動作を繰り返す

まとめ

バストを支える土台部分の大胸筋を鍛えると、張りのある胸が作れますが、特定の部位を鍛えたい場合は、正しいフォームの確認が欠かせません。自分のトレーニングフォームが正しいか自信がない場合、一度プロのトレーナーにチェックしてもらうと良いでしょう。

「株式会社GOODSUNPLUS」では、機能解剖学の考え方をトレーニングメニューに取り入れております。機能解剖学に基づいたトレーニングは、単に効果を高めるだけでなく、無駄な部位に負荷をかけない安全なトレーニングでもあることから、怪我や事故の発生を防止することにもつながります。お客様のご要望に合わせてトレーニングメニューを作成し、理想の姿へと導いてまいりますので、興味をお持ちの方はお気軽にご連絡ください。